四国電力に聞いてもよく分からなかったので、
公開されている情報から色々と考えます。
まず最初に太陽光発電について。
太陽とともに発電するので、日の出とともに発電開始、
日の入りと共に発電終了します。
同時に、家の消費電力は、
待機電力分は常に消費され、
朝、昼に消費電料がモコっと上昇、
夜はさらに、照明の影響で大きく増加、
という推移になります。
グラフの青い部分が、「売れる」電力。
赤い部分が「買う」電力。
紫野部分が、発電したらすぐに消費されている「自家消費」している電力。
これらが概要です。
次は電気料金プランについて
四国電力エリアの一般家庭で加入する可能性のある料金プランは以下5つ。
・従量電灯A
季節、時間に関わらず電気代はずっと一緒
使用量に応じて単価が変わっていく
・ピークシフト型時間帯別電灯
季節、時間帯で料金が変動
特に夏の昼、エアコン稼働が集中する13〜16時の電気代が高い
・スマートeプラン [タイプL]
朝/夜/深夜 で電気代が変わる
一般家庭向け
・スマートeプラン [タイプH]
休日と平日で料金プランが変わる
人数の多い世帯向け
・時間帯別電灯[得トクナイト]
深夜電力と昼間の電力で価格が異なる
かつてはオール電化を想定したプランだった
並べてみましたが、
そんなこと言われてもよく分かんない、
というのが正直なところです。
新築住宅にお住まいになる方は、
生活パターンに合ったプランを把握するため、
まずは「従量電灯A」にして、
一年経ったところでベストなプランに変更するのが良いと思います。
ちなみに、四国電力さんが「よんでんコンシェルジュ」というサービスを提供していて、
電気代が見えたり、
おすすめプランを提示してくれたり(ちっとも参考にならないけど!)
しています。
http://www.yonden.co.jp/y-con/
ちっとも参考にならない「おすすめプラン情報」を、
わが家の電気代を使って再検討してみます。
なぜちっとも参考にならない、と言うかといえば、
何でもかんでもオール電化にしなさい、みたいな結果が出るからです。
いや、光熱費が安い、と言う意味で間違いじゃないのか。
んー、しっくりこないです。
「よんでんコンシェルジュ」には、
わが家の電気使用量・電気代のデータがストックされています。
それをベースに、他のプランだったらどうなる?みたいなのを出せるんですが、
その結果がこれ。
今の使い方だと、ピークシフトの方が年間6500円高いよー、という結果。
そりゃそうだよ、、、、
その根拠になる電気使用量のシミュレーション。
アンケートに答えて、
その答えを元に「ピーク時」「昼間」「夜間」の電気使用量を分配しているみたいです。
アンケートに沿った高垣家の各時間帯の分配は以下のとおり。
やりたかったのはここから。
家に太陽光発電を設置した時を考えます。
お昼、発電中は、発電した電気を家の中で使います。
そのため、太陽光発電作動中(太陽が出ている時)は、
電力会社から電気を買うこと無く、
今まさに屋根の上で発電した電気をそのまま使うことになります。
下のグラフの「自家消費」の部分の存在は、
昼間に電気を買わなくても良いことを示しています。
ということは、例えば「ピークシフト型時間帯別電灯」の、
電気料金が倍になってしまう「ピーク時」の時間帯、13時〜16時に、
太陽光発電で発電した電気を使ったら、
高い電気を買わなくて済む!
ということになります。
ピークシフトプランと太陽光発電、相性ぴったりな気がします!
まずはお手製Excelで、電気代を計算できる状態にします。
シミュレーションと完全に同じ値というわけではないので気持ち悪いですが、
ほぼ同等、ということでまずは良しとします。
ここに、太陽光発電による自家消費分を入れてみると、、、
※過去3件分のデータから、月あたり110kWhの自家消費電力が見込めるので、
わ!
ものすごく微妙!
、、、、
従量電灯の方が得だなー、、、、2500円/年くらい。
ピークシフト型時間帯別電灯の方が、
ピーク時の電気代を避けられるのでお得だと思い込んでいましたが、
どうも雲行きが怪しいです。
まあとにかく従量電灯Aにしときなさい、という感じになってしまいそうです。
わー、微妙だー、、、、
個人的に納得感が無いので、また後日再計算します。
念のため。
この結果は、高垣家の電気代と生活パターンの場合の話なので、
それぞれ皆さんの家庭ではまた別の結果になる可能性があることをお伝えしておきます。
以前、モデルケースで試算した時はピークシフトの方がお得だったので。
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