給湯器、予定外のランニングコスト2

前回に引き続き、凍結予防ヒーターの光熱費の話。

国交省によって省エネ基準地域区分というものが決められていて、平均気温や気候特性から、1地域〜8地域まで分類されています。北海道の道東なんかは1地域、札幌は2地域、東北が3〜4地域で、北陸が4〜6地域。各地、山間部に4地域があったりしますが、それ以外はほとんど5〜6地域。

高垣の住んでいる愛媛県松山市は6地域です。

 

前回は、気温が5℃以下になる時間をカウントして凍結予防ヒーターの光熱費を試算しました。まあでも、普通に考えて「凍結」なんだから0℃以下を数えるべきでは?というもっともな考えの元に、気温が0℃以下の時間を数えました。

気温が0℃以下になる時間は、これだけしかありませんでした。

6地域の千葉、岐阜、出雲、松山はもうほとんど0℃以下になっていませんでした。※ただし、平均操作をしている分だけ丸まってしまったかも。。

電気代を「30円/kWh」としたら、年間の電気代は下記のとおり。

6地域全般、もはや無視して良いのでは、レベルの光熱費です。4地域の仙台でも、しれてますね。札幌はちょっと厳しい。

ネットを徘徊すると、凍結防止ヒーターの電気代がかかって困る、なんて記述もありますが、電力計やらHEMSやらで細かに調べた上での結論でなければ、眉唾だなと思います。少なくとも気象データを見れば、5〜6地域では凍結防止ヒーターの消費電力なんて、気にする必要ないです。ということで、前回の結論は否定します。

ゴロウ

g-takagaki@collabohouse.info

 

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