暖房機の種類と特徴(その3)

前回の結果から、ランニングコスト的にはヒートポンプ最強です。灯油も善戦していますが、煙突が必須になってしまい、なかなか不便です。ということで選択肢に上がりにくいという事情もあり。

今回注目しようと思うのは、吹出し温度です。

空気は、暖めると軽くなります。もっと暖めるともっと軽くなります。それを利用したのが、気球や、ランタンが飛ぶやつです。

暖められてすごく軽くなった空気と、冷えて重い空気は、極端に言えば水と空気みたいなもの。重さが違いすぎて混ざりにくいんです。夏、リビング階段のあるリビングをエアコンで冷やしていると、しばらくしたら、階段を上がる途中に温度の層ができること、ありますよね。え?よく分かりませんか?あるんです。

例えば冬なら、高温の温風はとても軽いのでどんどん上に行ってしまい、上下の温度差が大きくなり上下の空気が混ざりにくくなってしまいます。

ここで、暖房機器が吹き出す暖気の温度に注目してみます。どのくらい「軽い」空気を吐き出しているのか?という見方です。

一目瞭然。エアコンの吹き出し温度は極めて低いです。これはつまり、吹き出した空気が他の空気と混ざりやすい、ということです。

ただし、たとえエアコンほど吹き出し温度の低い機器であっても、上下の温度差ができてしまいます。天井にシーリングファンを取り付けるか、サーキュレーターで部屋全体の空気を循環させてあげることで上下温度が小さくなり、快適環境に近づきます。

できるだけ温度の低い空気で暖房すれば、空気をより容易に混ぜることができるようになり、上下温度差が小さく抑えられます。さらに、強制的に空気を混ぜる機器を使えば、より快適な環境を作ることが可能なんです。

エアコンでも頭が熱くて足が冷たくなることあるじゃないか!という声もあると思います。これは、サーキューレーター等で空気をよくかき混ぜてないから、という理由があったりします。さらに問題の根っこには、断熱性能、気密性能が低いことが隠れています。暖房器具の問題というよりも、家の問題。詳細はまた後日まとめてみようと思います。

ゴロウ

g-takagaki@collabohoue.info

 

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