高垣家の太陽光発電事情
家に住み始めて1年経ちました。あっという間です、ほんとうに。
一年経ったということで、先日、自宅の写真撮影をしました。外観、内観ともに馴染んだ我が家のそのままが写真に収められました。
なんといっても庭の植栽が育ちました。ジューンベリー、ビルベリー、ブルーベリーと、ベリーだらけの庭は、鳥に食べられる前に次男坊に食べられ、グランドカバーは庭全体を覆い始めました。あとちょっとで完全に覆われそう。来年に期待です。
内観の写真は、また近々見て頂く機会があると思いますので、その日が来るまでお楽しみに。
さて、今日の主題は、我が家の太陽光発電事情です。
以前にもたくさん載せたとお伝えはしていたので、どのくらい発電したのか、どのくらい利益が出たのか気にしていた方もチラホラいらっしゃるようす。何度か問い合わせ頂きました。今日はその結果を大公開。
結論は、お得です!以上。
なんて言っても芸がないので、以降、事細かに説明します。
我が家の屋根いっぱいに搭載されているソーラーパネルは以下の通り。
メーカー : ソーラーフロンティア パネル : 170W x 56枚 = 9.52kW
載せれば載せるほど得る利益が大きくなるので、もう載せちゃえ、と目一杯載せました。もはや実験です。11年目からは売電価格が一気に落ちるので、そのタイミングで蓄電池を導入しつつ、車もEVに換えようかと思案してます。
この太陽光パネルで、この一年間で発電した電力量はこんな感じでした。
1ヶ月毎に見ると、一番発電量が少なかったのは12月。650kWhていど。一番多かったのは5月で、1550kWhくらい。平均で 1090[kWh/月] の発電がありました。
で、ナンボ儲けたの?という話をするためには、実際に売った電力量が必要です。売電電力量はこんな感じ。
これじゃ金額がわからないので、売電金額の33円/kWhを掛けるとこんな感じ。
実は、平均で29000円/月は売電益が出ています。これは完璧に予定通りどころか、予想以上。良い感じに儲かってます。
実はこれ、事前に試算しています。お手製のExcel表があり、メーカー、設置勾配、容量、住宅ローン金利、方位、設置費用合計を入力すると、35年分の収支が一瞬で出るやつです。
この表で試算した発電量、自家消費量ともに予想を超え、実際の売電額は想定以上でした。この表の信憑性が確認できたので安心です。損か得か?が一瞬でわかるので、かなり便利です。
さて、売電額は年々下がっています。今は30円/kWh、来年度は28円/kWh。当初10年の売電額は、生み出す利益を大きく左右します。同時に、色々と試すことで利益が出る設置容量の下限値も分かります。
例えば、高垣邸に太陽光パネルを載せる時、売電価格が30円/kWhの場合は、設置容量が3.2kWを下回るとほぼ確実に赤字になります。
売電価格が28円/kWhでも似たような結果です。
この結果を受けて、天候や周辺環境の影響も考慮して4.5kW〜5kWは搭載した方が、赤字を回避できる、とお伝えしてます。
100%の損得勘定と興味で決めた太陽光パネルの設置、ひとまず成功です。
熱のゴロウ