最低気温が10℃近くになってきました。愛媛。
朝、窓を開けたら冷たい空気が気持ち良いです。
そんなある日の朝、驚きの光景が、、、
結露!
結露!
結露!ひゃー!
まあひとまず落ち着いてください。
確かにしてました。結露。
ただコレ、室内ではありません。外側なんです。
なにがどうなっているのか、説明します。
まず、【条件その1】
この日はあまり雲が無く、放射冷却で外壁側は熱を奪われていた。
【条件その2】
高垣邸のマドはAPW430で、樹脂サッシのトリプルガラスのため、
熱を逃がしにくい。
普通の家だとどうなるか?というと、
1.放射冷却で外壁側が冷える
2.室内の熱が外にジワジワ伝わる
3.放射冷却で冷えた外壁が、室内から来た熱で暖まる
4.熱を貰えるので、外壁側は結露しにくい
高垣ではどうなるか?というと、
1.放射冷却で外壁側が冷える
2.室内の熱は外にほとんど伝わらない
3.放射冷却で冷えた外壁は、そのまま冷えている
4.外壁側が露点温度以下まで冷えたら結露する
ということで、断熱性能の高さゆえの結露でした。
さらなる証拠として、、、、
ガラスの中央部が結露していて、周辺のサッシ部分近くは結露していません。
3重のガラスに比べ、樹脂のサッシ部分は熱を伝えやすいのです。
室内からの熱が、サッシ部分から外に伝わり、
それがガラスを若干暖めているため、サッシ付近(周辺部)は結露していません。
室内側の結露は、この逆パターンになっています。
だいたい外が寒くて、
サッシを経由して熱が逃げているため、
サッシ付近がビシャビシャになっているはず。
熱のゴロウ(高垣 吾朗)
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