わが家は、床下エアコンにしようと目論んでいます。
床下エアコンは、冬の暖房には向いていると思いますが、
夏の冷房には足が冷えるので、やや懐疑的です。
これは試してみるしかありません。
というわけで、
夏の冷房用には、2階の和室にエアコンを一台設置しようと思っています。
床下に設置するエアコン、和室に設置するエアコン、
どちらもその容量を決めなければなりません。
さて、どう考えるか?
今回は計算ばっかりなのでスルーして下さい。
完全に備忘録です。
そんな日もあります。
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コラボハウスの標準仕様の家は、Q値が1.9W/㎡Kを下回ります。
LDKが24畳で、外気が2.5℃で室温が20℃(つまり温度差17.5°K)、
エアコンは定格の70%程度の時効率が良い、とした場合、
40[㎡](24畳) x 1.9[W/㎡K] x 17.5[°K] / 0.7 = 1900 [W]
ということで、2.5kWの6畳用エアコン1台で
十分間に合うことが分かります。
逆に、2.5kWの暖房でどこまでの広さを温められるか?といえば、
2500 x 0.7 / 17.5 / 1.9 = 46[㎡] = 31.75畳
結構な広さまでいけます。
さて、高垣家。
Q値はザックリ1.0とします。
愛媛の最低気温の平年値はおよそ2.5℃で、室温を20℃にしようとしたら、
温度差は17.5°K。
完全に家全体を暖めることを目標にしたら、
146[㎡] x 1.0[W/㎡K] x 17.5[°K] / 0.7 = 3650[W]
12畳用でいい、ということになるんですが、
ここで考えなきゃいけないことが一つ。
エアコンは、空気で熱を伝える暖房器具です。
空気が移動していかないと、熱が伝わりません。
そして、空気を家全体にくまなく行き渡らせることは、とても難しいです。
不可能ではないですが、それなりの設備を導入するか、
間取りを徹底的に工夫するしかありません。
それは大変なので、もっと気軽に、
小さな容量のエアコンを、家中に偏在させればいいんです。
まんべんなく、あちこちに、小さいエアコンを置く。
これです。
そうすれば、家全体の温度ムラを減らすことができます。
6畳用を2台。2.5kWが2台で5kW。
5000 x 0.7 / 17.5 / 1.9 = 105[㎡] = 31.75坪
コラボの標準仕様の家をまかなえます。
高垣邸の断熱レベルだったら、、、
もう余裕。
6畳用エアコン2台で良いな。
次はメーカー選び、、、、
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