高垣邸の通風計画

昨日、卓越風だの海風山風だの、
いろいろと見たり検討したりしましたが、
結局、通風計画を立てる上で大切なのは、

 1) どの方角から風が吹いても、室内に風を取り込めるようにすること
 2) 風がない日でも室内に風が起きるようにすること

の2点です。

1)は、東西南北の風を想定して、どの風も取り込めるように窓の種類や吊元を調整することで実現します。

ざっとした手描きですが、
高垣邸の1階の間取りに、東西南北の風が吹いた時にどう風が抜けるか、
検討してみました。

この流れに抵抗しないような窓の配置や開く向きの調整をすればよいです。
だいたいこんな感じに風が流れそう、、、な矢印を書いて、
その流れに合わせて窓を逐一修正していく感じです。

これで、だいたいどこから風が吹いてきても、
家の中を風が抜けるでしょう。

さて、ちっとも風が吹いていない日、
だけど、室内の熱気は外に逃がしたいときはどうするか?

空気の浮力を使って風を起こすんです(弱い風ですが)。
ということで、
2)は、重力換気を起こさせるような間取りと窓配置の検討です。
ポイントは、高低差の大きな窓を作ること、です。

例えばわが家は、
大きな吹き抜けを介して1階と2階がつながっています。
1階の窓とロフトの窓の高低差は、およそ6m。
これだけ高さの差があると、
ロフトの窓から熱気が逃げていく力は大きくなります。
1階の窓とロフトの窓を開ければ、
勝手に空気が動き出すんです。

こんな効果を使って、風が吹いていない日でも、
家の中には空気の動きを作ることが出来ます。

この辺りまでが、
窓で風をとり込んだり、
間取りで風を起こしたりする知恵です。
こんなことを考えながら、
間取りを作っています。

さて、実際に建ったら、本当に風が抜けるのか?
本当に風が起こるのか、
実験しなければ。

また報告します。
乞うご期待!


のゴロウ(高垣 吾朗)

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