基礎に熱をためたい




3月末の地鎮祭が終わり、
4月に入って、基礎の工事が始まってました。

ほとんど四角い間取りなので、基礎もシンプル。
さて、どうなるか。

大量の断熱材。
これらで基礎をまるっと包んでます。

上も下も横も。こんな感じに。

灰色が、コンクリート製の基礎、
水色が、写真に写っている断熱材。
基礎の下も横も内側も、断熱材で囲っています。

これは玄関土間部分。
こんな感じで、徹底的にウチとソトを断熱材で仕切っています。

断熱材を基礎の外側に設置していますが、
これ、実は結構危険です。
それは「シロアリ」。
コンクリートを食い破って侵入、、、なんてことはありませんが、
外側に貼った断熱材を通って、土台や柱のような木の部分に到達してしまうと、
木材という木材が食べられてしまいます。

 ※下図の黒い線が、シロアリが通ってきそうなルートです

我が家はそれを防ぐため、土台の木と基礎の間に、
シロアリが食い破れないシートを貼っています。
たとえ断熱材を伝ってシロアリが上がってこようとしても、
基礎部分で止めてしまう、という考えです。
外側に張る断熱材は、
シロアリが嫌がる薬剤が染み込ませてあるものを使っています。

基礎の外側に断熱材を貼るのは、
熱をためることのできるコンクリートを、家の内側として扱うためです。
コンクリート製の基礎は、
家を構成する材料の中でも群を抜いて、多くの熱を溜め込むことが出来ます。

熱を溜め込むことの何がイイのか?というと、室温を安定させるためなんですが、
細かな説明はまた次回。

高垣邸では、蓄熱を駆使して室温を安定させたい、と思っています。
実験実験。

実際にどうなるかは、建ってからのお楽しみです。




のゴロウ(高垣 吾朗)


g-takagaki@collabohouse.info

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