全国的に電気代が上がります。
『え?電力会社から通知来てないけど?!』
と思ったあなた。
知らず知らずのうちに電気に対して払うお金は増えています。
太陽光発電で発電した電気を売ると、
自分たちが電気を購入する金額よりも高く買ってもらえているのは、ご存知の通り。
例えば私たちは、1kWhあたり26円程度で電気を買っています。
売るときは33円。
その差7円。
一体どこからそのお金(7円の差額)は出ているんでしょうか。
国が出してくれている?
んなわけない。
例えば高垣家で、2月12日〜3月13日の間に使った電気は 472kWh でした。
従量電灯Aの契約なので、電力量料金は 11,552円。
ここから、「燃料調整」として毎月定められた金額が引かれたり足されたりして、
最後に差し引かれているのが、「再エネ賦課金」です。
なんじゃそりゃ、と思う方も居るかもしれませんが、
こんな仕組みです。
全ての電気利用者から、
低炭素投資促進機構、という組織が、
1kWhあたり1.58円(H27年度)のお金を元気玉みたいに集めて、
再生可能エネルギー(太陽光・風量・水力・地熱・etc…)で発電した人に、
みんなから集めたお金を分配してます。
高垣家の明細の右上の赤枠が「再エネ賦課金」です。
これは、各家庭で使用した電力量(この場合は472kWh)に応じて掛かる費用です。
高垣家の明細では、 472 x 1.58 = 745 (円)
が四国電力に支払う「電気量料金」とは別に請求されています。
745円。。。
わが家の電気使用量は472kWh程度ですが、
オール電化ともなると、700kWhを超えてきたりします。
となると、毎月 1100円 も追加で支払うことになります。
これが実は、平成28年5月検針分から、
2.25円/kWh に値上がりします。
42%上昇です。
わが家なら、745円 → 1062円になります。
オール電化の場合なら、1100円 → 1575円!
ひゃー
4人家族以上なら、
毎月の電気代が 300円〜500円 値上がりします。
5月検診分からなので、6月の支払いからです。
ご注意あれ。
電気代といえば、深夜電力料金は目が飛び出るほど上がっています。
その話はまた今度。
熱のゴロウ(高垣 吾朗)
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