断熱をしたら健康になります!
先日こんなことを書きました。
http://collabo56.blogspot.jp/2015/11/blog-post_10.html
断熱性能を向上させていくと起こること。
・少ないエネルギーで狙った室温にできる
・体感温度が安定する(室温≒壁の温度 に近づく)
すると、例えば太陽の光だけで室温が上がったり、
人が発する熱だけでも、室温が上がったりします。
体感温度も、上げやすいです。
冬暖かい家が結構簡単に実現できます。
体感温度については、以前にも書いたので、参照ください↓
http://collabo56.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html
冬でも暖かくて快適な家になります。
そして、冬でも暖かい家は、人を健康にします….ってホント?
本当です。
近畿大学の岩前篤教授による調査結果があります。
2万人を対象に、引っ越す前と後で、
改善した症状をきいたアンケートで分かったこと。
「気管支喘息」
「喉の痛み」
「せき」
「アトピー性皮膚炎」
「手足の冷え」
「肌のかゆみ」
「目のかゆみ」
「アレルギー性結膜炎」
「アレルギー性鼻炎」
上記症状全てにおいて、
断熱性能の高い住宅に引っ越した人の方が、
より改善することが分かったんです。
「トップランナー」 → 「コラボハウス標準」です。参考まで。
なぜこんなことになるのか?
色々と因果関係は想像できますが、
それっぽいのをひとつ。
寝ている時、布団に入っていれば暖かい、と思っていませんか?
寝てる間ずっと、布団をかけてようがなにしようが、
呼吸している空気の温度は、
寒い部屋なら冷たい空気、暖かい部屋なら暖かい空気です。
肺は、酸素を取り込むために沢山の血管が集まっています。
寒い部屋だと、冷たい空気を肺の中に入れるので、
血液はきっと冷えるでしょう。
抵抗力が弱まりそうです。
当然、寒い部屋に寝ている人全員がすぐに体調を崩すわけではありませんが、
抵抗力が落ちる確率は、上がります。
体調を崩す確率も、上がります。
それがアンケート結果に出てきたのだろう。
というのが、仮説です。
高垣が勝手に立てた仮説ですが、それっぽい感じがします。
因果を明らかにするような研究結果が待たれます。
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