秘密兵器「サーモカメラ」を使って体感温度を測ってみました。
久万ノ台オープンスタジオの窓際の席で、
体感温度はどのくらいになるのか?
実験です。
まずはキッチンと窓の間あたりで、全天球写真を撮りました。
自分を取り巻く周囲の空間の窓や壁の割合がどんな感じになるのか、
ひとまずこれで確認。
水平方向だけを考えると、全体の3割が窓です。
縦方向を考えると、窓は45°の広がりがあります。
全球の中での窓の面積は、全体のおよそ5%。
ここで出てきます、体感温度の式。
※相対湿度や発汗量は無視します。
窓は23℃。
キッチン周辺の壁は25.7℃程度。
部屋全体は25.1℃程度。
天井は25.4℃程度。
そして室温は22.6℃。
全体の5%が窓で、23℃。
その他の面は25.5℃程度。
平均すると、25.4℃。
室温が22.6℃なので、
体感温度は、
24.2℃。
んー、、、、、全く面白くない、、、、
劇的に寒くなることを密かに期待していました。
もっと外が寒くて、
ガラス面の温度がぐっと低いと、
体感温度に大きく影響するくらいになるんですが、
今はまだちっとも、、、というわけでした。
つまんないなあ。
つまらないので、外が、愛媛県の最低気温、0℃だったらどうか?
壁の温度が下がるはずですが、そこは一旦無視して、
ガラス面の温度が極端に低くなるだけ、としたら体感温度はどうなるか?
ガラス面を15℃としたら、
体感温度は、、、
23.8℃、、、、、
やっぱりまだ面白くない。
今度は、おもいっきり窓に近づいてみます。
窓におもいっきり近づいた時、自分を取り巻く窓の面積は、
全球の16%。
最初の5%に比べ3倍です。
さて、最初と温度条件が同じで、体感温度は、、、
23.8℃
24.2℃ → 23.8℃。
近づくだけで−0.4℃。
ガラス面の温度が16℃だったらどうなるか?
23.3℃。
室温が22.6℃で固定で、
壁の温度がおおよそ25.5℃、ガラス面が16℃のとき、
ただ窓に近づくだけで-0.5℃。
んー、、まあそんなもんか。
もっと劇的だと思っていましたが、
期待はずれ。
なんでしょうか、この肩透かし感は。
もっともっと寒くなったらリベンジします。
体感温度を概算する、それっぽい方法が自分の中に確立されたので、
今日はこれで我慢します。
異論、反論、気になること、分からないことがあれば、
お気軽にご連絡ください。
熱のゴロウ(高垣 吾朗)
g-takagaki@collabohouse.info
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