子供部屋を考える

自宅の話が続きますが、子供部屋の話。

子供部屋の広さをどのくらいにするか?
具体的に間取りを検討し始めると急遽浮かび上がってくる課題です。
お客さんから聞く話で一番多いのは、

 『一人あたり四畳半の計算で、
  ひとまず9畳の部屋を作っておいて、
  将来的に分割する』

というやつです。

『将来的に分割』するのも、
半日もあれば数万円の費用で大工さんが手早くやってくれます。

こーんな棚を使って緩やかに仕切る、という手もあります。


※無印良品のスタッキングシェルフ。これいいな。便利そうで。

以降は半笑いで読んでもらって構わない領域ですが、
高垣家では、この件は早々に結論を出しています。
子供部屋は一人あたり3帖でよい。それ以上必要ない。
夫婦間では決定事項として共有しています。

二児の父として、それなりに真剣に考えて出した結論です。

理由は2つです。
 1)勉強に集中するために静かな環境が必要。とは思わないから。
 2)男子が部屋に篭ってやることに良い事なんて無い。と思っているから。

3帖の部屋に置くのは
・ベッド(シングル)
・収納(奥行60cm x 幅90cm)
・小さな机

それだけです。

1)勉強に集中するために静かな環境が必要。とは思わないから。
 これ、静かな環境にあれば集中できる、というのが前提にあると思います。
 はてさて、そうでしょうか。
 どんな状況でも、どんなタイミングでも、スイッチが入れば集中できて、
 すぐに自分の思考に没頭できる → 集中力がある
 だと思っています。
 そのスイッチが自分で入れられると最強ですね。
 また、人は自分の周囲に「自分の領域」を作り出す能力があると思っています。
 何もない場所に「自分の領域」を「自分の決断」で決めること。
 「個室を与える」ということは、
 「その能力に先回りして、力を発揮させないようにしている」
 と捉えています。
 個室という「壁」を与えてあげて、
 「自分の領域」を作る力の成長を阻害させる、と捉えるわけです。
 ご飯を食べさせてあげ続けて、自分自身でご飯が食べられないようにする、
 という感じです。



2)男子が部屋に篭ってやることに良い事なんて無い。と思っているから。
 これはもうそのまま。そう思っています。
 自分がそうだから、というただそれだけの理由です。
 自分の胸に手を当てて考えると、
 「個室がほしい」願望の先にあるものは、
 全部、どうでもいいような、たいしたことないしょうもない理由でした。
 それをわざわざ、坪当たり30万円とか40万円とかするものを追加するなんて、
 もったいない!

 

じゃあ子供はどこで勉強するの?

ん?ちょっとまった。
勉強するのは大人も子供も変わりませんよね。
一生学び続けることが楽しい。
大人はどこで勉強するんでしょう?

もう、みんな一緒にリビングでやろう!
リビングに大きな大きなテーブル。
そこで、ご飯も食べるし勉強もするし仕事もするし。
それで良し。
共に学ぼう。




知り合いの設計事務所の方がこんなこと書いてくれていました。
http://yanoukeizou.hatenablog.com/entry/2015/10/25/105315
・子供は独りではモチベーション維持が難しい
  ほーなるほど。そうなのか。確かにそんな気がする。

・子供部屋で静かな環境でばかりで勉強しようとすると、
 少々うるさいところで物事に取り込もうとすると集中できない癖がつきやすい。
  その通りだと思う。

高垣家全体を見渡して、わが家はまあ、子供部屋で勉強しなくてよし!
リビングでみんなで勉強しよう。

子供部屋3帖。
確実に実現されます。

コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

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