先日の投稿
『家の性能と快適さ』
http://collabo56.blogspot.jp/2015/10/blog-post_2.html
この記事を書こうと思ったきっかけになる出来事があります。
妻が息子出産のために実家に帰った時の事です。
妻は、今治の実家に里帰りしていました。
息子は12月に無事生まれ、実家で過ごしていました。
実はこの実家が、困ったことに、
断熱がしっかりとされていない家でして、、、
妻息子が寝泊まりしていた部屋は、冬の寒さ直撃な環境でした。
1Fだったんですが、
壁からの冷輻射、窓からのコールドドラフト、
そして、床の底冷え。
産後の妻と生まれたての息子には、少々過酷な環境でした。
エアコンは付いていましたが、
部屋の上側ばかり温まって、床近くは寒い、
上下温度差MAXな環境でした。
数日経った頃、息子がなかなか寝付けないことに気づきました。
布団を厚くするとやや寝付きが良くなりましたが、まだ足りない感じ。
断熱性能の低い家で、どんなに暖房をしても、
快適な環境からは程遠いと実感した日々でした。
何かできないか、、、
考えて考えて、やってみたのが、サーキュレーターの設置です。
これが、、、信じられないくらいに効果てきめん。
息子ぐっすり。
床面の温度すら、室温とほぼ変わらないレベルにまで上昇。
今まで避けられなかった、ほうぼうから来る冷気によるヒヤッと感も解消。
一気に快適空間に早変わり。
なーんだ、、、早くやればよかった。
サーキュレーターを24時間回しっぱなし。
真上を向けて、空気が部屋中をぐるっと循環するようにしただけ。
それだけで、環境が激変しました。
この経験から、部屋を「快適にする」という目的を達成するには、
ひとまずサーキュレーターで空気をしっかりと撹拌すればよいですよ、
とお伝えするようになりました。
妻の実家のように断熱性能が低くても、
室内を快適にすることは、可能なんです。
ただ、その快適な環境を作るために、どれだけの電気代がかかるのか?
そこがポイントなんです。
断熱性能が高ければ、
必要なエネルギー量は確実に減ります。
つまり、光熱費をお安く抑えながら、快適環境を作れるという、
なんともお得な話になるんです。
じゃあ、どれだけのお金をだして断熱性能を高くするのか?
そこは、お任せください。
少なくとも、今現在のコラボハウスの標準仕様は、
その辺り、しっかりと検討しています。
快適にするためには、方法があります。
断熱性能を高めるのも、その方法の一つです。
ですが、もし、既に性能の低い家で生活していたとしても、
快適な環境を作ることはできるんです。
高垣が妻の実家でやったように、です。
暑さ、寒さは、断熱性能を向上させる以外にも、
対策はいくつかあります。
状況や環境によって様々なので、
オーダーメイドで考える必要はありますが、
もし、お悩みのことがあれば、ご相談ください。
何か、できるかもしれません。(できなかったらごめんなさい)
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