自宅計画は深く静かに進行中です。
今日は家で使うエネルギーを何にするか考えます。
高垣家では「ガス」と「電気」併用です。
これで行きます。
決定です。
オール電化はランニングコストが安いです。
さて、どのくらい安いか?
以前、給湯器の「エコワン」について書いたことがあります。
http://collabo56.blogspot.jp/2015/01/blog-post_9.html
実は、このエコワンを導入されたお客様の一年間の光熱費を教えていただいています。
ガス、電気を合わせた光熱費は、
3人世帯で、9000円/月 〜 13000円/月。平均すると11000円/月。
5人世帯で、11000円/月 〜 23000円/月。平均で14000円/月。
一方、オール電化のお家のデータも頂いてます。
5人世帯で、9000円/月 〜 16000円/月。平均すると11000円/月。
平均では、月々3000円程度の差がでるようです。
お湯の使い方や生活パターンの異なるご家族の話なので、
直接比較することにどれだけ意味があるかはさらなる検討が必要ですが、
ザックリとこのくらいの差がでるのかもしれません。
月あたり3000円程度。
さて、安いと言った深夜電力について、ちょっと考えます。
ざっと調べてみると、深夜電力料金は、2009〜2013の間は、
1kWhあたり 8円69銭 でした。
2014年に、11円04銭 に値上がりしました。
27%の値上げです。
このレベルの値上げ、もう二度と無いんでしょうか?
またあったりするんでしょうか?
心配。
さて、忘れてはいけない、再エネ賦課金、というものがあります。
太陽光パネルで発電した電気を売る時は、今のところまだ高く買ってくれます。
その仕組みは、各家庭から「再エネ賦課金」という名目で、
1kWhあたり 1.58円 のお金が集められています。
それを一旦集めて、太陽光発電による電気を買い取る時に、分配しています。
上の絵では、青い線で賦課金が集められていて、
赤い線が、高く電気を買っていることを示してます。
これを見たら、太陽光パネル、つけたほうが良い気がしてきます。
一般的な家庭では、月に 600円 は払っていることになります。
この賦課金、
最悪の場合2032年に 4.72円/kWh になる可能性があるようです。
※以下を参照のこと。
http://criepi.denken.or.jp/jp/serc/discussion/14009.html
これまた一般的な家庭の場合、
賦課金が4.72円まで上がると、月あたり 1800円 にまで膨れ上がります、、、
オール電化の場合は電気の使用量がもっと大きくなります。
およそ1.5倍程度。
その場合、、、2700円、、、
そこまで膨らむ可能性がある、ということです。
まあとにかく、
将来、月あたり2000円も料金負担が増える可能性のある「電気」に
すべてを委ねるのか。
ガスを導入しておいて負担増の影響を抑えこむのか。
そして、停電時にすべて止まるを良しとするか、
最悪でもガスコンロの火は着く、という環境にしておくのか。
最初に言ったように、高垣家はガスを導入します。
さて次は、ガス給湯器は何を入れるのか?
が課題です。
エコワンかな。エネファームかな。
悩みますが、続きは次回。
コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗
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