壁の中の結露

先日、お客様から質問を頂きました。

『コラボハウスは防湿シートを使わないようですが、
 壁のなかで結露したりしないんですか?』

「はい。大丈夫です。」

家づくりの際、作り方によっては家の壁の中に、
防湿気密シート(ビニールシートと思ってください)というものを
施工する場合があります。
グラスウールのような綿状の断熱材を使う場合は、必須でもあります。

一方、コラボハウスで採用している断熱材は「現場発泡ウレタン」です。
こんな感じ↓で吹き付けていくヤツです。


  ※アクアフォームの資料から拝借しています

で、こんなふう↓にミッチミチになります。


  ※アクアフォームの資料から拝借しています

テレビで見たことがある方もいるかもしれません。

この、現場発泡ウレタンは、若干水蒸気を通すので、
上述の防湿気密シートが必要かそうでないか、
ネットでアレコレ調べてみると、どちらも書いてあります。
読めば読むほど、どちらが正しいか分からなくなります。

壁の中がビシャビシャになったりしないのかしら?

自分の家だったらどうだろうか、、、と考えると心配になってきたので、
壁の中で結露が発生するかどうかを判定するためのExcelシートを作りました。

さて、実際の環境がどうなるのか、
愛媛県の気温を気象庁のページから確認します。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=73&block_no=47887&year=&month=&day=&view=a3

最低気温は、0℃程度。
室温は、健康を考えて21℃
湿度は、実際は30〜40%のお家が多いですが、
シッカリと加湿して、快適で健康な環境を作っていると仮定して50%

この時、壁の中はどんな感じ?
こんな感じ。

これ、青い線が赤い線を上回ると結露します。
「ダイライト」と「ウレタンフォーム」の継ぎ目がやや怪しくなりますが、
それでも大丈夫。
外気温が−2℃でもセーフでした。
愛媛県の場合、外気温がマイナスになることは、真冬の早朝の短い間くらいです。
真冬の早朝の室温は、エアコン動かしっぱなしだと20℃くらい、
エアコン止めていたら、15〜16℃くらい。
壁の中で結露することは、無いです。

さて、万が一、本当に万が一、
「ダイライト」と「ウレタンフォーム」の境目で結露が起こったとします。
そしたらどうなる?

「ダイライト」はとても良く水蒸気を通しますので、
結露して出来上がった小さな水滴は、
外の気温が上がると、乾いてしまいます。
壁の中がずっと湿った状態になることはありません。
断熱材がずっと湿った状態になることもありません。

愛媛県は平均気温が高く、
最低気温もマイナス10℃やら20℃やらになることは無く、
さらに、ダイライトは湿気をよく通すため、
壁の中で結露しないし、
万が一結露しても湿ったままにはなりません。

だから「大丈夫です」

今回作ったExcelシートに興味がある方、触ってみたい方、
もしいたら、ご連絡ください。
あげます。

コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗
g-takagaki@collabohouse.info

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