前回に続き、オススメ太陽光パネルの話。
ソーラーフロンティアがオススメ!
と、書いた前回の投稿ですが、
何でもかんでもソーラーフロンティア最強!というわけでは、
ありません。
もちろんデメリットもあります。
ソーラーフロンティアのパネルは、
一般的に流通している他のタイプのパネルに比べ発電効率が低いため、
他メーカーの同じ1kwのパネル同士を比べると、
面積が大きくなってしまいます。
同じ発電量のパネルであれば、PanasonicHITの方が27%小さくなります。
例えば土地の値段が高い都会では、
できるだけ小さい面積でたくさん発電したいので、
発電効率の高いものが必要になります。
限られた面積に目一杯発電設備を設置したければ、
発電効率の高いものを選ぶべきでしょう。
ですが、愛媛のような地方では、
発電効率の悪さは、
実質的なデメリットにはならないという事情もあります。
土地が広く、結果的に屋根も大きくなる、というのが理由です。
実際、一般的な大きさの家(延床36坪程度)であれば、
切妻屋根でも5kw程度は載せることができます。
片流れにすれば10kwも実現可能なくらいです。
※10kWのパネルを載せる片流れは、
デザイン無視になる可能性が高いので要検討ですが
ので、ソーラーフロンティアでも十分、と判断しています。
では、ソーラーパネルを載せる、として、
何kwのパネルを載せればよいでしょうか?
聞くと、業者さんの中には
「3kw載せれば家の電気がまかなえる」
という説明をしてしまう方が居るようです。
エネルギー的には、そうでしょう。
ただしそれ、例えばローンの金利や、
10〜15年に一度は必要なパワコンの交換等が考慮されていません。
お金の損得として計算すると、3kwでは、赤字になります。
パワコンの交換等のメンテナンス費用や、
周辺建物や電線や樹木の影の影響、
万が一のパネルの故障を考えると、
黒字化には最低でも4kW、できれば4.5kw欲しいです。
ということで、
ソーラーフロンティアのパネルを4.5kw以上 載せる、
というのが、今のところベターな結論です。
ただし、設置費用が安ければ安いほど、
将来的な黒字額も大きくなるので、
設置費用はとても重要なことを忘れてはいけません。
他のパネルを安価に設置することができれば、
そちらの方がメリットが大きいこともあるので、要注意です。
細かい話に興味があれば、ぜひ、高垣を呼んでください。
こんなお手製の試算表で、得か損か説明しに飛んでいきます。
どうぞお気軽に。
熱のことなら
高垣 吾朗
g-takagaki@collabohouse.info
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