先月、2015年3月末をもって
オール電化割引の申し込みが終了しました。
これまでは、オール電化住宅の場合、
安い深夜電力が使えて、さらに電気代が1割引きになる、
「電化Deナイト」という名のプランがありましたが、
このプランの申込が3月末をもって締め切られました。
ちなみに、既にこのプランを導入している人は、
今後も継続になります。
これに変わるプランとして四国電力が提供しているプランは、
・ピークシフト型時間帯別電灯
・時間帯別電灯(得トクナイト)
・スマートeプラン(タイプL)
・スマートeプラン(タイプH)
の4つ。
これらはすべて、安価な深夜電力料金が使えて、
昼間は、時間帯によって電気料金が変わります。
それぞれがどんなプランか?という話は、
今回は置いておきます。
興味がある方は四国電力のホームページを見るか、
高垣に聞いてください。
どのプランがお得か?
と思いますよね。
これがなかなか手強いです。
というのも、電気を多く使う時間帯や家族の人数や生活スタイルに、
大きく左右されてしまうんです。
細かく言えば、どれがお得か分かりません。
まあそれでも、ザックリとした基準は示すことができそうです。
1)太陽光発電やエネファーム・エコウィル等の「発電」設備がある場合
→ ピークシフト型時間帯電灯
2)発電設備が無く電気使用量が非常に多い場合
→要検討
従量電灯Aでも良い気がしますが、
どれだけ多いかによって変わります。
スマートeプラン(H)等が良い場合もあります。
3)発電設備が無く月の電気代が〜15,000円くらいの場合
→従量電灯A
おおよそこんな感じです。
実は、四国電力さん、
「よんでんコンシェルジュ」というサービスを作ってくれています。
Web上でのサービスで、
登録すると、自分の家の過去の電気代が見えたり、
その電気使用量であればどの電気料金プランが良いか、
シミュレーションできます。
ただし、、、
シミュレーションに必要な情報を集めるための
アンケートの質問が、5つ。
「平日の日中(10時~17時)はご在宅ですか。」
「太陽光発電設備を設置していますか。」
「夏の13時から16時にエアコンをご使用されますか。」
「休日(土・日・祝等)の日中(7時~23時)ご在宅ですか。」
「IHクッキングヒーターをご使用ですか。」
ちょっと足りないと、思っています。
この質問では「給湯器の種類」「太陽光パネルの出力」が分かりません。
給湯器が「エネファーム」「エコウィル」のようなコジェネだったり、
太陽光パネルの設置量が少なかったり多かったりすると、
昼間の買電量の試算に不確定要素が増えてしまい信頼性がガタ落ちです。
「エコキュート」や「電気温水器」のような深夜電力を使うものだと、
そもそも従量電灯の選択肢は無くなったりと、
これまた信頼性が無くなってしまいます。
(※IHクッキングヒーターを選んでエコキュートじゃないパタンは無視)
ということで、
どんな電気料金プランがピッタリなのか、
気になる方は気軽に高垣まで。
コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗
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