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ではなく、少々時間が空いてしまいましたが、
下記は、2006年から2013年までの家計調査のうち、
電気代をグラフにしたものです。
特に、2011年を境に急激に上昇していることが分かります。
2011年と2013年を比べると、実に11%も上昇しています。
原発が止まっていることや、
その穴埋めのために火力発電を最大活用するための燃料費の増加、
(しかも足元を見られた価格)
太陽光発電の普及に伴う「太陽光発電促進付加金」の増大が、
これら電気代の上昇の原因です。
もし、このまま電気代が上昇し続けたら…
原発や火力発電の燃料費は、時期が来れば落ち着く可能性が高いですが、
太陽光発電促進付加金は、少なくとも今後増え続けることになります。
一方で、2016年からは電力小売りの自由化が始まります。
電力会社ではない会社が、
自由に電気を売ることができるようになります。
するとどうなるか?
競争原理が働いて、電気料金が下がる、とも言われています。
電気代が上昇する可能性も、横ばいになる可能性も、
もしかしたら下がる可能性も、あるということです。
様々な可能性がある中
「もしかしたら電気代が下がるかも」に賭けますか?
それとも…
家で使うエネルギーを「電気」一本に絞るのは、
目先のランニングコストを下げることは確かですが、
不透明な将来への賭け、とも言えるのではないでしょうか。
ではどうするか。
家で使うエネルギーは、ベストミックスにしておくのが、
最もリスクを低減できると考えています。
「電気」だけでなく、
「電気」と「ガス」を使う生活。
どちらかが良い、ではなく、
どちらも使う、という選択。
今、刻々と変化しているエネルギー事情を鑑みたときの、
最も賢い選択ではないでしょうか?
ということで、
将来的なランニングコストの変動を極力抑えるため、
電気一本ではなく、
二番手の、電気とガスを使う「エコワン」が良いかも、
と思っています。
これについては異論反論大歓迎です。
お気軽にご連絡下さい。
コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗
g-takagaki@collabohouse.info
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