給湯器の選び方(2- 2)-ランニングコスト編-

http://netsu56.club/2014/08/31/blog-post_31-3/

「また明日」の予告通り、、、、
ではなく、少々時間が空いてしまいましたが、
給湯器の選び方「ランニングコスト編」の続きです。
ランニングコストを安い順に並べると、
1.エコキュート (電気)
2.エコワン   (電気・ガス)
3.電気温水器  (電気)
4.エコジョーズ (ガス)
5.ガス給湯器  (ガス)
という結果でした。
エコキュート万歳!に見えますが、さてどうでしょう。
燃料の「電気」と「ガス」の料金が、今後どうなっていくか、
そこが気がかりです。
今後、電気代がむやみに上がっていくと、
その煽りを受けるのはエコキュートと電気温水器です。
これらは「電気の深夜料金が非常に安い」お陰で、
ランニングコストを低く抑えることができています。
もし、電気代が上昇していったら….

下記は、2006年から2013年までの家計調査のうち、
電気代をグラフにしたものです。

特に、2011年を境に急激に上昇していることが分かります。
2011年と2013年を比べると、実に11%も上昇しています。

原発が止まっていることや、
その穴埋めのために火力発電を最大活用するための燃料費の増加、
(しかも足元を見られた価格)
太陽光発電の普及に伴う「太陽光発電促進付加金」の増大が、
これら電気代の上昇の原因です。
もし、このまま電気代が上昇し続けたら…

原発や火力発電の燃料費は、時期が来れば落ち着く可能性が高いですが、
太陽光発電促進付加金は、少なくとも今後増え続けることになります。

一方で、2016年からは電力小売りの自由化が始まります。
電力会社ではない会社が、
自由に電気を売ることができるようになります。
するとどうなるか?
競争原理が働いて、電気料金が下がる、とも言われています。

電気代が上昇する可能性も、横ばいになる可能性も、
もしかしたら下がる可能性も、あるということです。

様々な可能性がある中
「もしかしたら電気代が下がるかも」に賭けますか?
それとも…

家で使うエネルギーを「電気」一本に絞るのは、
目先のランニングコストを下げることは確かですが、
不透明な将来への賭け、とも言えるのではないでしょうか。

ではどうするか。
家で使うエネルギーは、ベストミックスにしておくのが、
最もリスクを低減できると考えています。

「電気」だけでなく、
「電気」と「ガス」を使う生活。
どちらかが良い、ではなく、
どちらも使う、という選択。

今、刻々と変化しているエネルギー事情を鑑みたときの、
最も賢い選択ではないでしょうか?

ということで、
将来的なランニングコストの変動を極力抑えるため、
電気一本ではなく、
二番手の、電気とガスを使う「エコワン」が良いかも、
と思っています。

これについては異論反論大歓迎です。
お気軽にご連絡下さい。

コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗
g-takagaki@collabohouse.info

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