給湯器の選び方(1)

当ブログの記事の中で、
これまでに一番読んでいただいているのが、コレ。
給湯器のこれから(3)
http://netsu56.club/2012/07/02/blog-pos-34/
です。

皆さんの期待に応えて(?)、
今現在で考えられる「給湯器の選び方」をお伝えしようと思います。

まずは概要。

給湯器には、大きく分けて3種類+αあります。

1.ガスでお湯を沸かすもの
 ガス給湯器 :昔からある、ガスを燃焼させてお湯を作るもの
 エコジョーズ:ガス給湯器の熱効率を上げたもの

  ※ガス給湯器とエコジョーズの外観は似たようなものです。

2.電気でお湯を沸かすもの
 電気温水器 :電熱線の熱でお湯を作ってタンクに貯める

 エコキュート:ヒートポンプの熱でお湯を作ってタンクに貯める

3.お湯を沸かしつつ発電するもの
 エネファーム:ガスから水素を取り出し酸素と反応させて電気と熱を作る

 エコウィル :ガスでエンジンを動かし、発電しながらお湯を作る

4.その他(電気とガスでお湯を沸かすもの)
 エコワン  :エコキュートとエコジョーズのハイブリッド
        基本的に電気でお湯を作り、
        足りなくなったらガスでお湯を足します。

(エコキュート、エネファーム、エコウィル、エコワンは、
 熱源機 + タンクで構成されていて、パッと見似た感じです)

比べ方は3つあります。
初期費用
ランニングコスト
一次エネルギー消費量

今回は「初期費用(設置費用を含む)」について。
安い順に並べてみます。
※価格は地域や会社ごとに差があるので、あくまでも参考値です。

ガス給湯器  :20万円
エコジョーズ :20万円
電気温水器  :20万〜30万円
エコキュート :40万〜50万円
エコワン   :50万〜60万円
エコウィル  :60万〜70万円
エネファーム :120万〜160万円

ガス給湯器は、特に選ぶ理由なしです。
ガス給湯器を選ぶならエコジョーズを選びましょう。

オール電化にする場合、選択肢はエコキュートと電気温水器ですが、
基本的にはエコキュートを選びましょう。
ただし、井戸水など、水道水に比べて水質にバラつきがある場合、
エコキュートは使用不可、ということがあります。
その場合、電気温水器ならOK、ということがあるんです。
条件に合わせて要検討、といったところです。

また、エコキュート、電気温水器にはリースがあります。
初期費用を抑えたいときは、検討するのもよいでしょう。

エコワンは、初期費用では大きなメリットはありません。
次回以降にそのメリットを説明します。

エコウィルの中でも「エコウィルプラス」という商品については、
災害時に電気が不通になっても、
ガスがあれば、動くんです。
そして、電気を作ることが出来るんです。
発電量には限りが有りますが、
プロパンガスのボンベが家に置いてあったり、
都市ガスの供給が確保できていれば、
災害時でもガスと電気、両方を使うことができます。

エネファームは、今はまだ高額です。
ただ、発売当初の2009年には300〜350万円だったのが、
2013年には200万円を下回り始め、ほぼ半額程度になっています。
さらには国として、2016年には70〜80万円の製品を出すことを目標に
研究開発が進んでいるようです。

エネファーム、いつ買うの?

じゃないでしょ!

…という訳で、
本気で普及し始めるまでは、敢えて導入する理由は無いです。
ただし、今後の価格動向や普及状況には要注目です。

以上で、初期費用のおおよそが分かったと思います。
以降、2回に分けて、
「ランニングコスト」
「一次エネルギー消費量」
について比べます。
最後にまとめて、結局何がいいの?もお伝えしようと思います。

乞うご期待!です。

コラボハウス一級建築士事務所
熱のことなら高垣吾朗

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