エコハウスの未来(2)

前回に引き続き「山形エコハウス」の話です。


これはスティーベル社製の熱交換換気システム。
結構な大きさ…(ここでもタバコが欲しいとこですが)
熱交換効率90%のシロモノです。
外に逃げるはずだった熱の90%を室内に取り込むことができます。

ちなみにコラボハウスで標準採用しているのも、
熱交換換気システムです。
熱交換効率は65%のものです。

この効率は高ければ高いほどよい、というわけではありません。
冬は、外に逃げる熱をとにかく室内に取り込みたいので、
高効率化が求められますが、
夏の場合、この効率が高いと冷房負荷が上がってしまいます。
各地域の気候に適した設備を選ぶことが重要です。


そのすぐそばに置いてあった、データロガー。
家中の温度データをコイツで記録しています。
このデータ、欲しい!

その旨伝えたところ、公開しようと思ってるんですけどねー、
とのオコトバ!

確かにココ(矢印箇所)にその形跡が!
是非ともお願いします!

先進的なエコ設備はまだまだ続きます。

これはペレットボイラー。
木屑をぎゅっと固めた燃料を使ったボイラーです。
すぐ横に、ペレットの山がありました。

断熱・気密性能を上げた上で
しっかりと日射をコントロールすることで消費エネルギーを抑え、
木質燃料を使うことで二酸化炭素排出量を抑えていますが、
エネルギーを作り出すこともしています。
太陽光発電。
パネル自体は屋根の上で見ることができないので、
パワコンの写真。
2つついています。

屋根に乗っているパネルの合計出力は5kw。
Hondaのソーラーパネルでした。
雪の影響等で、当時搭載可能なパネルがこれだけだったようです。


この方が、山形エコハウスを案内してくださった亀岡さんです。
山形エコハウスの設計に関わっておられて、
その後もエコな住宅を設計されてます。

長い時間、変な質問ばかりにもかかわらず快く対応してくださり、
本当にありがとうございました!

「山形エコハウス」は非常に高性能な住宅です。
特に断熱性能は飛び抜けていて、
本当のエコハウスとはどうあるべきかを指し示す、
とても重要な実験住宅です。
未来の住宅の姿は、こんな感じかもしれません。

コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です