先日、家族で八幡浜方面へ行って来ました。
その時の出来事です。
とにかく移動移動、と車で進んでいましたが、
ちょうど昼時、ということで伊方の道の駅に寄りました。
なにか食べるコーナーはあるかなー
と覗いてみましたが、おみやげ屋さんメインのようだったので、
お土産にと削りカマボコを買おうとレジに寄ったところ….
あれ?あれれれ?
高垣、財布忘れた!
そして、妻も同じく、財布忘れてる!
ひぇー…
一銭もない夫婦。そして子一人。
用事はお金なしでもどうにかなりますが、
息子の空腹は申し訳ない。
一度松山に戻ろう…
と思っていたところ、
「貸しますよ?」
え?えぇ?!
声の主は道の駅のお店の店員さんでした。
お借りするわけにはいかないと一度は遠慮させて頂きましたが、
構わないと仰って頂き、お言葉に甘えさせて頂く事にしました。
名刺を渡し、返しにくることを約束し、その場を後にしました。
八幡浜で食事後、無事用事を終え、
伊方町の風力発電の風車の下で休憩。
無邪気に走り続ける息子。
財布を忘れたことに気づいてからここに来るまでは、
カメラも忘れてパニクってもいたので、写真はほぼ無し。
息子写真を撮れたのはホッとした証です…
助けて頂いたおかげで、南予へのプチ旅行を無事終えました。
道の駅のIさん、レジ前で明らかに挙動不審だった夫婦+αを助けてくださって、
本当に、本当にありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。
とても助かりました。
帰宅後、事情も知らぬまま、削りカマボコを物珍しく食べる息子。
父と母はその削りカマボコのおかげで素敵な人に出会ったのだよ。
とても素敵な出来事でした。
PS.
一週間後、道の駅を再度訪れました。
無事Iさんに会うことができ、御礼の言葉とお返しをお渡しすることができました。
自分が逆の立場になったら、同じように困った人を助けようと心に決めました。
コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗
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