電気料金の値上げ

とうとう来ました。
四国にも。
四国電力による電気料金の値上げ申請です。

昼間は 7〜8% 、深夜は 13〜15% 程度の値上げとなるようです。
伊方原発の発電に頼るところがあった四国の電力事情から考えると、
原発再稼働が実現できていない今、
さもありなん、といったところでしょうか。

経産省が承認すれば、今年の7月から値上げされます。

また、H27年度からは、
「電化Deナイト」契約の新規加入ができなくなるようです。

  オール電化 = 低ランニングコスト?

これまでの図式が、少しばかり揺らぎ始めました。
そして電力会社のオール電化推しの勢いが、目立って落ちてきました。

それでもオール電化であれば、たとえ電気代が平均で10%上がっても、
ガス併用に比べればまだランニングコストを抑えることができます。

じゃあやっぱりオール電化を選ぶか?

時々お客様に聞かれることがあります。
高垣だったらどうするか?

以前はランニングコストだけ考えていたので「オール電化」と答えていました。
でも今は、悩んでいます。

家に引き込んでいるエネルギーが電気だけ、ということは、
電気の供給が絶たれた場合、
電気料金が上がった場合、
それに従うしか無い、ということになります。
それはリスクです。
でもやっぱり安いほうがいいなあ。。。

では、将来もオール電化のランニングコストが低い状況が継続するのか?

そんな確証はどこにもありません。

家を建てるとき。
それは、自分がエネルギーとどう向き合うか、
試されるタイミングでもあります。
みなさんはどう考えますか?

コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

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